皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日も生憎の雲空で少し肌寒い天気となりました。
今回は、先月入ってきたホッケについて話たいと思います。
市場から、魚が会社に来る際、このような入れ物に入って彼らはやってきます。
腐らない様、氷がたくさん入っています。
所々に工夫がされておりますね!
ホッケの顔を見ていたら、こんな子もいました。
何か、お口に咥えているようにも見えます。
もっと良く見える写真を探してみました。
なんと….
ホタルイカではありませんか!
咥えている姿がとても可愛らしく、何度も見てしまいました。
中にはホタルイカ一匹に対して、ホッケ2匹が奪い合ってる姿もありました。
ホッケはなんと海の中でとても贅沢な暮らしをしていることがわかりました。
私たちが良く見るスーパーに並んでいる新湊産のホタルイカですが
身がしっかりしており、とてもぷりぷりで、一口噛むとお口の中に広がる濃厚なホタルイカ。
まさに贅沢です。
そんなホタルイカをとても新鮮な状態でお口にするホッケさん。
それはそれは美味しいでしょう。
見て下さい。このホッケちゃん。
この子はメスなのですかね?
お腹がぷくっと膨れていて、プニプニしています。
手に乗せたらその大きさが分かるでしょう。
この子はオスなのでしょうか?
先ほどの子と違いお腹がしゅっとしています。
オスとメスの見比べ方が気になり、調べてみたのですが
どこにも情報がありませんでした…(残念)
そして、このホッケちゃん達を新鮮なまま提供するために
コンテナに対し左右に4匹ずつ並べます。
すごい数の子たちがいました。
これを-40℃の冷凍庫に入れて急速冷凍いたします。
本当に寒いんですよ!!!
魚を冷凍庫に入れるのも一苦労です。
こうした手順を踏む事により、冷凍魚は出来るのですね!!!
余談なのですが……
どうしてホッケの開きは両側に骨があると思いますか?
実はうまみ成分の脂が染み出ないようにするためなのです。
骨があることにより、ホッケの脂を外に漏らさず、中に閉じ込めておけるからです。
では、他の開きはどうでしょう?
実はさんまやアジは骨が固くて骨を半分にすることが出来ないそうです。
ここ最近ずっとホッケについて調べてきましたが、
ホッケは奥が深いですね~。
今度ホッケの開きを食べる際は、骨がどうなっているか
確認してみて下さいネ!!!